Topicsトピックス

Categoryカテゴリ

相模原市中央区上溝S様邸・ハウスメーカーじゃなくてもできる!鉄骨造の2階設置ユニットバスリフォーム工事 

相模原市中央区上溝で、ハウスメーカーの鉄骨造で2階にお風呂のあるお家のユニットバス交換の浴室リフォーム工事をしました。
 よくある木造や鉄筋コンクリート造のマンションの浴室リフォームとは異なる点が2点ありました。「ハウスメーカーの鉄骨造」であり、「2階設置のユニットバス」なことです。今回はその2点をテーマにハウスメーカーじゃなくてもできるけれど、気をつけなければいけないポイントを事例を通じて解説していきます。

 S様は、今まで何度か建てられたハウスメーカーでリフォーム工事をしていましたが、費用が高いのが気になっていたとの事です。そこで、ハウスメーカー以外でお風呂のリフォーム工事ができる業者を探していました。

 現地調査、初回ご訪問のときに、鉄骨造の施工実績や気をつけるべきポイントをご説明し、じっくり調査採寸をしました。それを反映させたお見積りを提出しご訪問説明の結果、工事ご依頼をいただきました。

 現地調査時やプランニング、施工にあたり気をつけたポイントを3つ紹介いたします。

[①壊す事のできない構造的に重要な部分の位置、高さを把握する。]

 「ハウスメーカーの鉄骨造」の場合、壊す事のできない構造的に重要な部分があります。鉄骨の柱や梁、斜め補強部材のブレースなどがそうです。
 【画像1】の上部に見える赤錆色が鉄骨の柱と梁になります。浴室周りにブレースはありませんでした。
 新しく設置するユニットバスが構造部に干渉しないかを現地調査時に採寸した寸法と照らし合わせて、しっかり確認しました。
 逆に言えば、そこさえ気をつけていればユニットバスの交換やドア周りの間仕切り壁などは、ハウスメーカーでなくても工事ができるのです。

[②既存ユニットバスが頑丈な床の上に設置してあるのかを把握する。]

 戸建の1階やマンションのユニットバスは頑丈なコンクリートの床の上に設置している場合が多いです。これとは別に2階の場合は、そうではないパターンもあるので、より注意が必要です。
 まず、脱衣所の床と既存ユニットバスの床の段差が大きいことに注目しました。次に、天井点検口から壁裏の隙間を床に向けてスケールを伸ばして高さ関係を確認しました。最後に、壁裏の隙間から床を写真撮影して目視確認しました。結果は、当初心配していた予想に反して、頑丈な床の上に設置されていることを把握しました。
 【画像4】の施工中の通り、頑丈なALCパネルの床の上に新規ユニットバスを組み立ていきます。

[③階段や廊下など搬入出経路の寸法の確認をする]

 「2階設置のユニットバス」の場合には、階段や廊下などの搬入出経路の確認がとても重要です。浴槽や長い壁パネルが玄関から浴室まで階段や廊下を通って、無事運搬することができるのか幅などを事前に確認しました。
 【画像5】のように回り階段の正面の手すりを一時的に取り外して、ぎりぎり浴槽や壁パネルを搬出、搬入することができました。
 ちなみに【画像2】の既設ユニットバス浴槽はとても重い鋳物ホーロー製で、階段を使って1階に降ろすのがとても大変でした。

以上、3つの気をつけるポイントをクリアした結果、問題なく新しいユニットバス、TOTOサザナSタイプが完成しました。【画像3】参照

【詳細情報】
TOTO システムバスルーム サザナ 1616サイズSタイプ 断熱防水パン仕様
アクセントパネル クレアライトグレー
周辺パネル プリエホワイト
床 お掃除ラクラクほっカラリ床 ライトグレー(タイル調)
浴槽 FRP ゆるリラ浴槽 ホワイト

工期:2日
価格:94万円